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    DAREDEVIL #9-10

    WRITER:MARK WAID, ARTIST:PAOLO RIVERA

    父ジャックの墓が何者かに荒らされたとの知らせをフォギーから電話で受け、急ぎ現場に向かったデアデビルは、墓地の墓が地下の空洞を通じて持ち去られたことを知り、単身内部に向かう。
    空洞内で棺桶を運ぶモーロイドを発見したデアデビルは彼らの後をつけ、モールマンのもとにたどり着く。モールマンが棺桶を壊して何かを探しているのに気づいた彼は、死者に対するその仕打ちに激昂してモールマンに戦いを挑む。が、隙を突かれて倒されてしまう。
    モールマンの命令を受けたモーロイドによって地底怪獣の餌食にされそうになったデアデビルだったが、からくもそれを逃れ、再びモールマンに戦いを挑む。モールマンはかつて地上にいた頃に愛し、ずっと行方を捜していた女性ローナがつい最近死んでいたと知ったこと、せめてもうひと目彼女に逢いたいと願った自分が墓を荒らしたこと、目的はすでに達成され、これ以上は地上世界に干渉するつもりはないことを語るが、父の墓を荒らされたデアデビルはそれで満足せず、モールマンを叩きふせる。ローナの遺体を抱え、彼女と引き替えに全ての墓を元通りにするようモールマンに告げたデアデビルは、地下世界のダイアモンドを手に地上へ戻る。
    数日後、すっかり元通りとなった墓地の全ての墓には、デアデビルが持ち帰ったダイアモンドが輝いていたが、マットの心は晴れなかった。オメガドライブを隠していた金庫に残されていたブラックキャットの手紙には、彼女がブラック・スペクターからオメガドライブを盗む依頼を受けていたこと、それが本物だと確信するために、マットの家を探る必要があったこと、ブラック・スペクターを裏切ってオメガドライブをマットの手に残しておくつもりであること、そして、ブラック・スペクターから追われる立場になるであろう自分は身を隠しておくつもりであることが綴られていたのだった……

    2号にわたる地底世界編は、暗闇でも戦えるデアデビルの面目躍如、と思いきや相手も同じ立場なので似たような能力持ち、というなかなか捻った展開。モールマンが墓を襲った理由は自分勝手ながら、メフィストのような悪魔の手でローナを蘇らせようとしているのでは、と疑うマットに対して、死んだ人は戻ってこないと言い切るあたりは、お? と思わせてくれる。そう言いながらローナの死体にこだわり、一方でマットに、父親はいい人間だっただろうけれど死んでしまってここにある死体はただのモノだ、第一マットは盲目でどの死体が誰のものかもわからないじゃないかと言ったりするあたり、人間味があるとも言えるし、矛盾だらけとも言える。モールマンを叩きのめしたところで得るものは無いと知りながら戦いを続け、最後にはローナを彼のもとから奪うマットといい、今回は意識して善悪の境界が曖昧な話にしたかったのかなとも思う。
    アートは相変わらずマットの能力をうまく表現していて良い感じだ。お前は私の醜い顔も見えまいと啖呵を切るモールマンの次のコマに、レーダーセンスで描かれたモールマンの顔が挿入されたり、レーダーセンスで描かれた洞窟に、実は動かぬ怪物がいたりといった具合。そして何よりも座頭市のようなスタイルでデアデビルと華麗に切り結ぶモールマンがカッコいいね。彼をこんな風に描いた前例ってあるんだろうか?
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