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    ELEPHANTMEN VOL.1: WOUNDED ANIMALS TP

    WRITER:RICHARD STARKINGS, ARTIST:MORITAT他

    23世紀。軍需企業マッポのマッドサイエンティスト、カズシ・ニッケンによって作られた、半人半獣の生物兵器、“エレファントメン”たちは、国連軍によるマッポ制圧により、自由の身となった。
    そして西暦2259年。象のエレファントメンであるエボニーは、エレファントメンを殺してその剥製を売るブローカーを追っていた。しかし彼らの罠にはまってしまった彼は、エレファントメンとして鍛え上げられた戦闘力で危機を脱したものの、深い傷を負い、病院に収容される。
    一方、エボニーの同僚であるカバのエレファントメン、ヒップは、ワニのエレファントメンであるイライジャとの戦いの末に、ある人形を手に入れる。その人形は、ヒップの遺伝子上の姉であり、また大企業家であるサイのエレファントメン、オバディアの婚約者でもあるサハラのものだった。しかしヒップはその人形を、エボニーの身を案じて家出をしてきた幼い少女、サバナにプレゼントしてしまう。
    しかし、オバディアにとってその人形は重要なものであり、彼はイライジャにヒップの行方を追うように命じるのだった…

    半人半獣のエレファントメンを主役とした、SF群像劇。退廃的なサイバーパンク風の世界観に、威圧感を感じさせる巨体でありながら、どこか哀愁を漂わせている彼らの姿がうまくマッチしていると思う。
    この1巻はキャラクターの紹介と世界観の説明に重きがおかれていて、物語はまだ導入部といった感じ。けれども、冒頭のエボニーとサバナの思わずほほえんでしまうような出会いの物語であったり、逆にニッケンをはじめとするマッポの狂気が伝わってくるエレファントメン創造の舞台裏、オバディアを深く愛する女性サハラが乗り越えてきた悲劇といった小さなエピソードが、効果的に世界観を伝えてきて飽きさせない。キャラクターも、説得力がある造形で悪くない。とはいえ、キャラ同士の関係性が、心に野生を抱えたエレファントメン=男性たちと、それを見守る女性という構図がちょっと鼻につくかな。
    このシリーズは既に単行本が4冊に前日譚が2冊ほど出ているらしいので、ぼちぼち集めてみようかなあ。
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