スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    VENOM #1

    東ヨーロッパ、ロスベキスタン。ブライトという独裁者により虐殺が繰り返されるこの国に、スターク工業の技術を採用した国連の特殊部隊が送り込まれる。アイアンマンの技術を利用したスーツに身を包んだ彼らは、しかし特殊金属ヴィブラニウムを用いた砲弾により壊滅してしまう。
    フラッシュ・トンプソンはヴェノムとして、この兵器を開発したエクメシック博士を捕らえるために地獄のような戦場へと赴く。ヴィブラニウム製の戦車に乗った博士を引きずり出して捕らえたヴェノムだったが、同じくエクメシックの確保を狙う兵器密輸業者の手によって送り込まれたヴィラン、ジャック・オ・ランタンと戦うことになってしまう。ヴェノムは怒りによってエイリアン寄生体が暴走しかけた状態でジャック・オ・ランタンを叩きのめすが、戦いに巻き込まれた親子を助ける一瞬の隙にエクメシック博士を奪取されてしまう。このまま生かして逃してはエクメシックがさらに戦火を広げてしまう。そう悟ったヴェノムは、生きて捕らえよとの命令に反してエクメシックを殺害する。
    任務を果たせずに母国へ戻ったフラッシュを待っていたのは、命令違反に対する失跡と恋人のつれない態度だった……


    フラッシュ・トンプソンを新たなヴェノムとして迎えてのオンゴーイングタイトル。
    フラッシュはスパイダーマンことピーター・パーカーの高校の友人で、元はジャイアンとのび太のような関係であり、それが長じて親友とも言える間柄になっていた。
    しかしイラク戦争に従軍したことで、両足を失う大けがを負ったフラッシュは、その愛国心を買われてエイリアン共生体の軍事利用に関する生体実験の被験者となる。
    ヴェノムとなることで再び両足を得たフラッシュだったが、エイリアン共生体を制御下に置くことができるのは48時間の間であり、しかもその間ですら感情の起伏が起因して、エイリアン共生体に身体を支配される可能性がある上、不測の事態の際には上官によって自分の命もろともエイリアン共生体を処分されるという境遇におかれることになった、というのがこれまでのお話。
    このシリアスな設定を踏まえて、今回のシリーズではハードなヒーローが描かれる。人殺しのできるヒーローといえばパニッシャーが思い浮かぶけれど、フラッシュの場合は愛国心、というよりはスーパーマン的な素朴な正義感がそれを支えているところがおもしろい。目の前で死の危険にさらされている親子を見捨てられず、命令に反抗するといった正義感の強さと、自らの手を汚すことになる結果が皮肉だよね。エイリアン共生体との身体の支配権の争いでは、人称と字体でどっちが優勢かがわかるようになっているのだけれど、エクメシック博士を殺すところでははっきり"MINE"という表現が使われているところが印象的だ。
    これからこのタイトルがどう転ぶのかはわからないけれど、既存のヒーローではやりにくい展開にあえて挑戦する姿勢は保ち続けて欲しいな。
    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    Triassic

    Author:Triassic
    アメコミのレビュー・感想を載せていくブログ
    ネタバレ注意

    リンクフリー

    カレンダー
    04 | 2018/05 | 06
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -
    最新記事
    カテゴリ
    FC2カウンター
    検索フォーム
    リンク
    QRコード
    QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。