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    THUNDERBOLTS #150

    Written by JEFF PARKER
    Penciled by KEV WALKER

    スティーブ・ロジャース、アイアンマン、ソーによる視察を受け入れることになったサンダーボルツ。しかしルーク・ケイジはこれを契機に、ボルツのリーダーを降りようと考えていた。
    一方、クロスボーンズ、ジャガーノート、ゴーストの三人は今回の視察を利用して重犯罪刑務所ラフトを脱走する計略を練る。前回の作戦で命令違反を犯したムーンストーンを除くサンダーボルツメンバーとビッグ3は、マンシングの能力で作戦区域へテレポートする……はずだったのだが、ゴーストの干渉により一行はどこともしれぬ場所に飛ばされてしまう。
    脱走するはずが、地球ですらない場所に移動してしまうというゴーストの失態に、クロスボーンズとジャガーノートは怒りをあらわにする。一方彼らとは離れた場所に出現したマンシングとビッグ3、そしてルークは残りのボルツメンバーを探しに向かう。
    ほどなく接触した二つのチームだったが、ラフトに戻るつもりのないボルツメンバーはルークたちに攻撃を仕掛ける。
    ルークの指示によって、アイアンマンは透明化したゴーストを追い、スティーブはクロスボーンズと、ソーとルークがジャガーノートとそれぞれ戦う局面となるが、まずトニー・スタークがスタークインダストリーを処分したことを知り、彼を敵とみなす理由を失ったゴーストが投降、ジャガーノートもソーとルークに追い詰められ、ついに敗北を認める。
    クロスボーンズはギニアでの作戦が原因で発現した、頭部から光線を放つ能力でスティーブを追い詰めるが、これも最後にはスティーブに取り押さえられる。
    そしてマンシングをムーンストーンの映像で「説得」しての帰途、スティーブは「最悪のチームで最善のことをやっている」とルークを評価し、ボルツのリーダーを続けることを彼に認めさせるのだった。

    150号記念にスティーブ、トニー、ソーという三者がゲストで登場という豪華な一篇。それぞれの強みを十分に発揮してボルツメンバーを倒していくアベンジャーズメンバーが主役ともいえそうな今回の話だけれど、サブプロットともいえる、そこに写った人間の本当の姿を映し出す泉の設定がなかなか深い奥行きを与えていると思う。
    スティーブがキャプテンアメリカの姿の自分を、トニーは少年の自分をそこに見いだす、という部分だけでも要点を押さえていておもしろいのだけれど、ボルツメンバーがまたおもしろい。ジャガーノートがそこに見るのは邪神サイトラック、そして変容し機械と人間の間をさまよう自分の姿。そしてクロスボーンズは、自分の中にレッドスカルを見て、それを否定しようとする。そんななか、ルークが見るのは代わり映えしない自分自身の姿だった。
    そしてラスト、スティーブに説得されているルークの背後で閉まるドアに挟まれて、あえなく死んでしまうカエルの姿が強く印象に残る。これは、ラフトから逃れられないボルツメンバーの暗示なのか、それともサンダーボルツ自体の行く先を示しているのか……一号限りの話ながら、要素がぎゅっと濃縮された良編だったと思う。
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