FC2ブログ

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    SPECTACULAR SPIDER-GIRL/SPIDER-GIRL: THE END!

    Written by TOM DEFALCO
    Pencils by RON FRENZ & COLLEEN COOVER

    正体不明の敵、ワイルドカードの正体が自分の父、ピーター・パーカーであったことにショックを受けながらも、彼を自宅へと連れ帰ったスパイダーガール。彼女はワイルドカードの一件には親友ノーミー・オズボーンが影ながら協力していたことに驚き、そして今やアベンジャーズがドン・シルビオの犯罪の証拠を持って彼を捕まえるために動いているということを聞いて、自分がギャングの抗争において何もできなかったという事実を思い知らされる。
    一方、ドン・シルビオのもとに現れたホブゴブリンは自分が一連のギャング抗争の黒幕であることを明かし、催眠状態のドン・シルビオらと共にアベンジャーズを迎え撃つ。その容赦のない攻撃にアベンジャーズの面々も危機的状態に陥り、その知らせを聞いたメイはスパイダーガールとしての務めを果たすために家を飛び出していく。
    物陰からホブゴブリンを撃とうとするパニッシャーを発見し、今日この場で誰も死なせはしないとそれを止めたスパイダーガールだったが、パニッシャーの動きを封じたところでホブゴブリンに襲われる。パニッシャーはスパイダーウェブの拘束を抜け出し、ドン・シルビオに襲いかかる。首を締め上げられながらも、シルビオに銃弾を撃ちこむパニッシャー。両者は互いに相手の命を奪って息を引き取るのだった。
    残る敵はホブゴブリン一人。しかしヒーロー達は彼の猛攻に苦しめられる。結局、戦いの場に乱入したメイヘムの鋭い爪がホブゴブリンを貫き、三人目の犠牲者を出して今回の事件は集結するのだった…

    スパイダーガールの活躍した時代から数十年後。Mと名乗る老女によって語られる、スパイダーガール最後の物語。
    アベンジャーズやファンタスティック・ファイブにも犯罪者と認識されたメイヘムを、自分の力で説得しようとするスパイダーガールは、彼女と一対一で対峙する。お互いに死力を尽くして相手を止めようとする両者は、ある廃屋にもつれこむ。廃屋が炎に包まれるも、戦いを止めない両者。だがメイヘムの頭上から落下してくる柱から彼女を守り、スパイダーガールはその下敷きとなってしまう。彼女を助けようとするメイヘムをウェブで外へと弾き飛ばしたスパイダーガール。その直後、廃屋は爆発し、それ以降スパイダーガールは姿を消したのだった…

    ギャングウォーの完結編と、スパイダーガール一応の最終回と言うべき"THE END"編。どちらも読後に重たいものを残す物語になっている。ギャングウォーのスパイダーガールは、ヒーロー達の命をなんとか救うことができただけで、互いに殺し合うパニッシャーとドン・シルビオやホブゴブリンの死を止めることはできなかった。4巻をかけて描いてきた、パニッシャーとの正義の方法論を巡る対立も、死に向かうものを救うことは出来ない、という決着がついてしまう。
    続くTHE END編では、なんとメイはエイプリルを救うために自らを犠牲にしてしまう。その後のMの回想に現れる出来事は、まさに進む方向を間違えたヒーロー世界そのもの。そして彼女が最後の「戦い」に望む場で漏らす言葉、そして彼女の果たした役割に思いを馳せるとき、力には責任が伴う、というスパイダーマンのテーマが重く心に響いてくる。この重い物語の終わりに、思いがけない幸福なイベントを持ってくるあたりに、デファルコのメイに対する優しさみたいなものが感じ取れるね。
    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    Triassic

    Author:Triassic
    アメコミのレビュー・感想を載せていくブログ
    ネタバレ注意

    リンクフリー

    カレンダー
    11 | 2018/12 | 01
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -
    最新記事
    カテゴリ
    FC2カウンター
    検索フォーム
    リンク
    QRコード
    QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。