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    EARTH2 #1-6

    WRITER:JAMES ROBINSON, ARTIST:NICOLA SCOTT

    new52とは異なる世界の地球。異世界アポコリプスの軍勢により征服される寸前のこの世界で、ヒーロー達の反撃が開始される。バットマンの開発したコンピューターウイルスをアポコリプスの拠点であるタワーにインストールし、連鎖的に全てのタワーを破壊、アポコリプスの兵士であるパラデーモンを全て戦闘不能にしようというのだ。
    しかしその戦いの最中、スーパーマン、ワンダーウーマンが倒れ、ウイルスのインストールに成功したバットマンもまた、自爆装置の起動により帰らぬ人となった。タワーの破壊に際しスーパーガールとロビンはブームチューブの彼方へ消え、多くの犠牲と共に戦いは終わる。
    それから5年後、将来に不安を感じる青年ジェイ・ギャリックの目の前に、この世界の神々の最後の生き残り、マーキュリーが現われる。アポコリプスを上回る悪から逃れてきたと語るマーキュリーは、その最後の力でジェイに素早さの神としての力を与える。
    マーキュリーの遺した言葉に従い、世界政府軍から身を隠しながらフラッシュとしての能力を試すジェイ。アメリカから瞬く間にポーランドへと移動した彼の前に、翼を持つ女性ホークガールが現われる。
    一方、世界的企業GBCの若きCEOアラン・スコットは、中国を高速鉄道で移動中に恋人サムに告白するが、その直後、列車が大事故を起こす。恋人を失ったアランだったが、生命の化身と名乗る存在に命を救われ、地球を守る新たなチャンピオン、グリーンランタンに選ばれる。
    そんな中、世界中で植物が枯れる現象が発生し、ワシントンDCには灰色の使者グランディを名乗る存在が現われた。フラッシュとホークガール、グリーンランタンは、それぞれにその存在を察知し、アメリカを目指す。さらに、世界政府軍の超人兵士アル・プラット、コードネーム『アトム』もまたワシントンに降下する。しかし、アトムは混乱の中フラッシュらを攻撃、彼らを捕らえることが自分の任務の一部だと明かす…

    ジェイムス・ロビンソンによるDCのもうひとつの世界。
    このあと、単行本1巻相当の#6までは、アトムとその背後にいる世界政府の陰謀渦巻く背景をはさみつつ、ヒーロー達がグランディに対抗して力を合わせていく姿を描くことになる。
    一読して思うのは、これは全く新たに始まった物語であるということ。旧アース2の設定がオマージュ的に使われることもあるけれど、根本的にかつてのそれとは別物だということがこの作品の大前提にあると思う。
    そのことを端的に示しているのが、ニュースサイトなどで話題になったアランの設定変更。この作品では彼は同性愛者なわけだけれど、この設定を打ち出すことで、今度のアランはかつてのアラン・スコットや、彼が愛した家族、世界とは全然関わりのない別のものですよ、ということを示しているんじゃないかな。同性愛者という設定自体にも、恋人へ贈るはずだった婚約指輪がグリーンランタンとしての指輪になる、というギミックがあってそれなりに意味をなしていると思うので、このへん僕は肯定的に捉えている。
    その上で、今作は若きヒーロー達の群像劇としてドラマが作られていて、この点では非常に読みやすく、おもしろくできていると思う。ストーリーの中で初めてヒーローになるフラッシュとグリーンランタンの両者は、ヒーローになることを受け入れるのが早過ぎやしないかと思わないでもないけれど、5年前という、そう遠くない過去に世界規模の惨劇が起こっていたということで納得できないこともない。
    この二人なんだけれど、まだ能力もうまく使いこなせなかったり、何を信じるべきかわからなかったりするジェイに対して、アランはヒーローになってすぐに列車事故の犠牲者を救出したりと実に対照的。グランディとの戦いでもアランがリーダーシップを発揮することになる。けれどそんなアランがグランディに挑んでサムの幻影に惑わされ、一度は偽りの休息に身をゆだねようとする。一方で謎の人物スローンの助言により世界政府はワシントンへの核攻撃を決定し、発射されたミサイルが刻一刻と近づいてくる。
    この危機的状況のハラハラ感と、そこからの逆転が痛快で、ヒーローコミックとしてすごくよくできているな、というのが僕の印象。
    大きなひとつの世界をひとつのタイトルで説明しようという関係上、脇の設定を語るストーリーで1号分が費やされたりと、なかなか本筋が進まないのが難点だけれど、今のところは非常に楽しく読めている、そんなタイトルだ。
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    JUSTICE SOCIETY OF AMERICA #44

    Written by MARC GUGGENHEIM
    Art by SCOTT KOLINS

    初代フラッシュことジェイ・ギャリックは、初代グリーンランタン、アラン・スコットとの会席で、自分がヒーローを退く可能性について言及し、アランと穏やかならぬ雰囲気になる。しかしそこへ、ニューヨークでテロリストが暴れているという報告が入り、二人はそれぞれの妻と抱擁を交わし出動する。
    ニューヨークでは、名も知られていないヴィランが破壊を繰り返していた。JSAは彼と戦うが、まずアランが傷つき倒れる。その後も次々と倒れるJSAメンバーたち。ライトニングの全力を出した一撃で敵を倒すことはかなったものの、その戦いは大きな被害を出すこととなってしまった。そして病院で治療を受け続けるアランのもとには、ひとりの老人がやってくる。彼は「今回の原因は全てアラン・スコットにある」と語るのだった。

    不穏な物語の始まり。まだ物語は始まったばかりだけれど、どうも話は「アメリカとテロリズム」というテーマを孕んで暗い方向に進んでいきそうだ。何度も書いたことだけれど僕は暗い展開は苦手なので、グッゲンハイムのライティングは合わないかもしれないなあ。

    JUSTICE LEAGUE OF AMERICA #48

    Written by JAMES ROBINSON
    Art by MARK BAGLEY

    "DARK THINGS" Part5
    月面で戦いを続けるアラン・スコット=スターハートとJLA&JSAのメンバー達。そのころ地球ではミスター・テリフィックの発案で、パワーガールとスーパーガールが力を合わせ、スターハートの力を奪う装置を組み立てていた。
    合一したジェイドとオブシディアンはスターハートと共にヒーロー達を蹴散らすが、ドクターフェイトの魔術で力を押さえ込まれ、更にジェイドがホワイトランタンとして覚醒すると同時に二人は元通りに分裂する。そして、闇のバランスをとる、というホワイトランタンとしての役割を果たしたジェイドは、真に生き返るのだった。
    再びスターハートの影響を受け始めたオブシディアンはカイルによって遠くへ連れ去られ、ジェイドは父を止めるためにスターハートの本体、輝く緑の巨大な宝石へ向かう。
    ミスター・テリフィックの装置で月面に現れたスーパーガール達が戦いに加わり、復活したスターマンがアランの行動を押さえ込む隙に、ジェイドはスターハートの力を制御し、とうとうアランを正気に戻すことに成功する。ヒーロー達に囲まれながら、アランとジェイドは真の再会を果たすのだった。

    というわけでクロスオーバーの完結編は、ヒーロー達が入り乱れるなか、ホワイトランタンという、個人的には意外な要素が加わって大団円を迎えた。ブラッケストナイトの終盤で蘇ったキャラクターにはそれぞれ試練が与えられて、それをクリアすると本当に生き返ったことになるみたい。
    まあそれはそれとして、今回のクライマックスはその後、ジェイドが力の限りを尽くしてスターハートを制御し、父を取り戻そうとするシーンだろう。自分の死と引き替えにしても守りたいものがある、というジェイドの想いは、一度死んでいるキャラクターならではの説得力を持って胸に響いてくるね。
    テリフィックやスーパーガールら、今回まで影の薄かったメンツも含め、全体を通して様々なヒーローが活躍した、楽しいクロスオーバーだったと思う。
    これからもJLAは追いかけていきたいし、JSAも押さえていこうかな。

    JUSTICE SOCIETY OF AMERICA #42

    Written by JAMES ROBINSON
    Art by MARK BAGLEY

    "DARK THINGS" Part4
    「アラン・スコットを殺すために派遣された」カイルのその言葉に動揺したジェイドは、彼女を求めるオブシディアンの手を取ってしまう。二人はひとつの存在へと変化を遂げ、カイル、そして仲間達に対して攻撃を仕掛ける。
    一方、とらわれのフラッシュ、ワイルドキャット、ファウストだったが、ファウストが自分たちを捕らえているのはアランそっくりのコピー=スターハートの力の欠片、ではなく同席しているドクターフェイトであることを看破し、それを聞いたドクターミッドナイトがドクターフェイトに忍び寄り、その兜を引きはがすことで三人は自由の身となる。スターマンの力の源であるジェムも取り返した一行は、ジェイド/オブシディアンの暴れる戦いの場に身を投じる。
    正気を取り戻したドクターフェイトの力もあり、ようやくジェイド/オブシディアンを取り押さえた一行だったが、ついにその場へアラン本人が姿を現すのだった。

    スターハートの魔力によって作り出されたオリジナルJSA+そのヴィランと、バットマン率いる選抜メンバーとの戦い。クロスオーバーはやっぱりこういうがやがやした見せ場が楽しい。ディック率いるヒーローたちはちょっと地味目な人たちなんだけれど、チームとしての力を存分に発揮して戦ってるように見えるところがいい。まあ、今回ベストな働きをしたのは、ドクターミッドナイトなんだけどね。
    お話は佳境に入って、いよいよアラン本人との戦い。家族の絆を説こうにも、スコット家は全員仲良くスターハート側、という苦境だけれども、誰がキーパーソンになるだろうか。うーん、ちょっと想像がつかないかも。

    JUSTICE LEAGUE OF AMERICA #47

    Written by JAMES ROBINSON
    Art by MARK BAGLEY

    "THE DARK THINGS" Part3
    世界中が大混乱に陥り、ヒーロー達がその対応に追われるなか、バットマンの選び出したチームが月面裏のスターハートの居城へと向かう。JSAオールスターズが陽動のために暴れ回る一方で、ミスターミラクルの導きで城の奥へと進む一行。だがソリッドライトで作られた犬の群れに襲われ、ミスターミラクルは怪我を負ってしまう。その上スターハートの作り出した下僕たちが大挙して押し寄せ、一行は大乱戦を繰り広げることに。
    そのころ、フラッシュ、ワイルドキャット、ファウストの三人は縛られた状態でアラン・スコットの体を借りたスターハートの前に引き出されていた。スターハートの目的を聞き出そうとする三人に、全ての混沌を支配することが自分の使命だと語るスターハート。彼はオブシディアンに、ジェイドを連れてくるよう指示する。
    混戦のなか、バットマン達の前に姿を現したオブシディアン。自分と共に来るようジェイドに説く彼だったが、そのとき突如、カイル・ライナーが姿を現す。そして彼はジェイドに告げる。「自分は、アラン・スコットを殺すために派遣された」と。

    次から次へと状況が変わっていく目まぐるしい回。冒頭で大活躍したと思ったら即退場のミスターミラクルには苦笑い。便利キャラの宿命といったところだろうか。
    あちらでもこちらでも話が進む展開の中でも、前回オブシディアンの後を追っていったドクターミッドナイトが城の中で傷ついたスターマンを発見してひと言、「心配するな、私は医者だ」これが今回一番印象に残った台詞かな。地味なキャラに見られがちなミッドナイトが攻守逆転の切り札になってくれると嬉しい。
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