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    HELLBOY:THE FURY #1-3

    バーバ・ヤーガとの取引によって、魔女ニムエの居城に乗り込んだヘルボーイ。立ちふさがる数百の敵を退け、城の最上階にたどり着いた彼は、とうとうニムエと対峙する。
    酒場でヘルボーイを待つアリスの前には、聖杯による奇蹟により第一次大戦を生き延び、その運命の酒場を開いた死人が現れ、アリスの手からエクスカリバーを受け取る。と、その姿は神々しい鎧の騎士へと変わり、酒場に集った死せる騎士たちを率いて出陣していくのだった。
    ヘルボーイと戦うニムエは、徐々にその姿を変え、オグドル・ヤハドそのものへと近づいていく。外では死者たちと妖精が戦を繰り広げる中、倒れたヘルボーイのもとへ、酒場を抜け出したアリスがたどりつく。
    死を覚悟したヘルボーイの目の前にはワシリーサが現れ、涙を流しながらヘルボーイの手に短剣を握らせる。彼は短剣をニムエに突き立てるが…

    "The Storm"の続編である今作で、ニムエとの戦いは一応の完結を見る。色々と新事実が明らかになりつつ、それでも最終的にヘルボーイとニムエ=オグドル・ヤハドとの殴り合いが一番の見所、というのがヘルボーイらしさだね。鬼気迫る、という言葉がすごく似合うアクションのてんこ盛りで、手に汗握る描写だと思う。
    今回お話の方でおっ、と思ったのは、BPRD側のエイブやリズたちが今後のヘルボーイに関わってくることが明確に言及された点。実は僕はBPRDの方は追いかけてなかったりするのだけど、やっぱり彼らの活躍も読んでおかないとダメだなあ。
    それから、グルアガッハがすごくおいしいキャラになってるなあ、というのも感慨深い点。彼の活躍を追っていると、アメコミ的なキャラクターの深まり方、というもののすごくいい面が見られると思う。
    来年に今回のお話の続きがあるそうなので、ヘルボーイの○○行にも期待。
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    HELLBOY/BEASTS OF BURDEN

    Written by Mike Mignola, Evan Dorkin
    Art by Jill Thompson

    いつものように死霊退治に赴いた先で、犬や猫から怪しげなトンネルの調査を頼まれたヘルボーイ。トンネルの奥でゴーレムに襲われ、犬たちの一匹が攫われてしまう。その後を追っていった一行が出会ったのは、いかにも妖しげな老女と、言葉を話す頭蓋骨だった。その頭蓋骨を自らの恋人と語る老女が自らの首を掻ききり、その血が頭蓋骨の上に流れると、頭蓋骨は巨大なゴーレムの姿に変わる。しかし儀式を邪魔してオシッコを引っかけたパグのおかげで、ゴーレムはあえなくヘルボーイに敗れ去るのだった。

    物語の終わりに、老女の持っていた生き返りの魔術を犬たちが使おうとするかもしれないと考えたヘルボーイは、それが記された手帳を手に、犬たちを置き去りにする。すぐ戻る、と言われて待ての姿勢になるパグがけなげで、そしてちょっと哀しい。ビースト・オブ・バーデンというシリーズは初体験だけど、動物たちの表情が活き活きしているのがいいね。既刊の単行本も読んでみることにしようっと。

    Hellboy: The Storm #2

    Written by Mike Mignola
    Art by Duncan Fegredo

    マブ女王を殺した怪物と戦うヘルボーイ。アリスが横転した車の中からエクスカリバーを引きずり出し、ヘルボーイに向かって投げるものの、彼がそれを受け取ると同時に怪物の槍がヘルボーイの体を貫く。
    しかしヘルボーイはそれをものともせず、エクスカリバーで怪物の体を鎧ごと切り裂き、これを倒す。そしてヘルボーイを貫いた槍の傷は彼の体から消えていた。
    降り始めた雨を避けるため、森の中にあった酒場らしき家を訪ねた二人は、しばしの休息を取る。テレビに映る友人ケイトの姿に、ブルッテンホルム博士と過ごした幼少のときを思い出すヘルボーイ。望むならロブスター・ジョンソンのようなヒーローにさえもなれると、当時の彼は信じていたのだ。物思いにふけるヘルボーイだったが、アリスの呼びかけで我に返る。いつのまにか、酒場の周りに鎧を纏った死者達が集っていたのだ…

    エクスカリバーの不思議な力の一面が描かれると同時に、ついに王たるヘルボーイの従者達が集う。激動の時代がすぐそこまで迫っている、という切迫感が感じられる凄みのある巻。要所要所に挿入される、血の女王の描かれた真っ赤なコマが印象的だね。
    それとは対照的に、子どもの頃の回想のヘルボーイは純真無垢といった感じ。それだけに、現在の自身に思いを馳せてうつむくヘルボーイが哀しげにうつる。始まりからずいぶん遠いところまできてしまった、という彼の感覚は、読み手がヘルボーイのシリーズに長く関わっていればいるほど心に深く沁みるんじゃないかな。

    Hellboy: The Storm #1

    Written by Mike Mignola
    Art by Duncan Fegredo

    イングランドのある町。安置されていた騎士達の死体が消えるという事件に遭遇し、自らを襲ったこれまでの事件について思いをはせるヘルボーイ。死せるブリテンの騎士達が蘇り、彼らの王たるヘルボーイに従うだろうと、モードレッドは言ったのだ。
    その町から出たヘルボーイとアリスだったが、鎧をまとった怪物に襲われ、乗っていた車は横転してしまう。傷ついたアリスをその場に残し、怪物と戦うヘルボーイ。怪物はマブが殺されたと語り、戦いがすぐそこに近づいていると叫ぶのだった。

    全3冊のミニシリーズの1冊目。実を言うと僕が始めに買ったアメコミというのが邦訳版「滅びの右手」だったので、ヘルボーイにはちょっとした思い入れがある。現在の展開を見ていると、昔と比べてヘルボーイは繊細なところを多分に持つようになった印象。物語も、壮大ではあるけれどあくまでラブクラフトリスペクトといった内容だった初期から抜け出して、各地の民話をよりあわせた独自のダークファンタジーといった風になってきていると思う。
    で、今回のミニシリーズについてだけれど、「百鬼夜行」から旅に加わったアリスが、華やかな空気と同時に展開に緊張感を持たせているのが特徴的だね。これまでのヘルボーイの協力者で、ここまでヒロイン然としたキャラはいなかったんじゃないだろうか。それだけに、彼女がこの先の展開で失われるのではないか、という懸念がなくならない。ヘルボーイにとってあまり酷な展開にならないといいなあ。
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