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    HAWKEYE #2

    WRITER:MATT FRACTION, ARTIST:DAVID AJA

    街中で大きな犯罪を示唆するバガボンド・コード――落書きにみせかけた、流れ者たちに伝わる暗号――を多く見かけることに気づいたクリントは、もうひとりのホークアイ、ケイト・ビショップとともにサーカスの公演に赴く。そのサーカスの主賓達がキングピンやマダム・マスクら金持ちのヴィランであること、そしてサーカスの団長が自分と同じくソーズマンことジャック・デュケインを師としていることに気づいたクリント。そしてサーカスは演目の中に催眠術を仕込み、ヴィラン達が金庫に預けた金や身につけた金品を奪っていく。特殊なガラスのサングラスで催眠を逃れたクリントとケイトはサーカス団に立ち向かうが、二手に分かれたところでクリントは捕まってしまう…

    ホークアイの個人シリーズ第2話は、ホークアイの名をいったんは譲り渡した相手であるケイトとの共演回。この後、ケイトはこのシリーズのレギュラーキャラになる。
    お話は単純だけど、冒頭にクリントに向かってケイトが、4本の矢を同時に射てみせてと軽口を叩き、後半のアクションで実際にケイトがそれをやってみせるところや、さらにその直後にクリントがそれを上回るような曲芸射撃を見せるあたりが見事な構成。悪党から盗んだ金を正義の味方であるホークアイが巻き上げ、ボートで颯爽と去っていく幕切れも爽快で素敵だ。
    ラストの会話がまたクリントとケイトの微妙な距離を表現してておもしろい。なぜ自分を相棒として選んだのかというケイトの問いに、クリントは色々と答えた後で、"...BECAUSE I DON'T WANT TO SLEEP WITH YOU?"と言っちゃっているけれど、さて、どうなるやら。
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    HAWKEYE #1

    WRITER:MATT FRACTION, ARTIST:DAVID AJA

    ニューヨークのブルックリンに住んでいる、ホークアイことクリント・バートンは、自分の住んでいるアパートの所有者であるマフィアの一員、イワンが住人を追い出そうとしているのを目撃する。彼は一月に家賃を3倍にも値上げした上に、払えなければ部屋を出ろと言うのだ。
    契約書に不備がないことを知りながらも、自分の隣人を救おうと決意したホークアイは、バッグに札束を詰め込み、イワンがたむろしている非合法のカジノへ向かうのだが…

    マット・フラクションの新シリーズは、挑戦的な要素を多く含みつつ、ヒーローの枠を上手く広げた作品。
    第1号からして、ホークアイがいつものコスチュームを着ているのは最初の2ページくらいで、あとはTシャツかスーツで、弓を使うシーンもないという徹底具合。敵役もジャージ姿のマフィアで、所有する建物を売り払うために住人を追い出そうとする程度の、言ってしまえば小悪党だ。そういった連中を相手にしつつ、隣人達の苦境を救おうと一肌脱いだり、自分のピンチを救ってくれた犬を必死で救おうとしたりとするクリントの姿が、ちゃんとヒーローに見えるのがいいよね。アベンジャーズのお調子者かつ数少ない常人ヒーローというホークアイというキャラに、ローカルヒーローとしての立ち位置がぴったりはまっているのが素晴らしい。
    デヴィッド・アジャの特徴的なアートとコマ割も、作風にうまくマッチしていると思う。2012年で予想外の収穫だったシリーズのひとつだ。

    AMAZING SPIDER-MAN #677/DAREDEVIL #8

    WRITER:MARK WAID, ARTIST:EMMA RIOS(AMAZING SPIDER-MAN #677), KANO(DAREDEVIL #8)

    つい最近恋人と別れてしまったピーター・パーカーは、腹立ち紛れに強盗を捕まえる。そこへ現われたブラックキャットにつきまとってよりを戻そうとするスパイダーマンだったが、ブラックキャットはまったく相手にせず、二人は別れる。
    しかしブラックキャットは自分の家でコスチュームにつけられたスパイダートレーサーを発見。ほぼ同時に、警官たちが家になだれこんでくる。
    翌朝、ホライゾンラボへ出勤したピーターは、ブラックキャットが昨日ラボに侵入し、ある発明品を盗んでいったと知る。しかしブラックキャットの姿が防犯カメラに撮影された時間、彼女はスパイダーマンと一緒だったことを知るピーターは調査を始める。
    事件を調査する相棒としてマット・マードックを捕まえたスパイダーマンだったが、自分はデアデビルではないと公言するマットは、デートの相手であるカースティンの前でとぼけてみせる。その後コスチューム姿で落ち合った二人は、重武装した兵士が件の発明品の製作者、ワッシャーシュミットを人質にとっている場面に遭遇する。人質に怪我はさせられないと慎重になるスパイダーマンだったが、デアデビルはまったく動じない。盲目の彼には兵士達も人質もホログラムであることがわかっていたのだ。
    ホログラムが隠していたトンネルを見つけ、入り込んだ二人だったが、突然トンネルが崩落し、あわや生き埋めという状況に陥る。さらに、破れた送電ケーブルに触れ感電してしまったスパイダーマンの前に、警察の手から脱走したブラックキャットが現われる。トンネルの崩落は、スパイダーマンが警官を招き寄せたのだと誤解する彼女が幸運を操作して引き起こした事故だったのだ。
    デアデビルが割ってはいることでなんとか誤解は解け、三人はワッシャーシュミットの家に向かう。中を調べた三人は、デアデビルの聞きつけた物音から、ワッシャーシュミットが家の隠し部屋に閉じこめられているのを発見する。事件の裏にテラワンという企業がいて、ワッシャーシュミットが自作自演で失ったことにした技術を手に入れようとしていることを知った三人。ワッシャーシュミットが毒を盛られていることに気づいたデアデビルはスパイダーマンに、彼を病院に連れて行くよう指示し、自分はブラックキャットとテラワンのビルへ向かう。
    ビルの屋上から内部に侵入した二人は、二手に分かれることになり、デアデビルはホログラム投影装置を手にしたブラック・スペクターの工作員に出くわす。自信満々に装置で多数の幻影を投射し、自分と戦わせようとする工作員を、デアデビルは難なく倒すのだった。
    一方、ブラックキャットは今回の黒幕である人物に出会っていた。その人物が持ちかけた、デアデビルが所持するオメガドライブ――リード・リチャーズの技術を利用して作られた、数多くの悪の組織の情報を収めた記憶装置――を盗み出す依頼を、ブラックキャットは受けることにする。事件が一応の結末を迎えた後、ベッドをともにするマットとフェリシアだったが、そこへフォギーから電話が入る。マットの父ジャック・マードックの墓が、何者かに荒らされたというのだ……

    アメイジング・スパイダーマン誌とデアデビル誌のクロスオーバー。とはいうものの、物語の重点はデアデビルの方に置かれていたように思う。スパイダーマン側もピーターのキャラクターは立っているのだけれど、いかんせん前半ではフェリシアに袖にされ、後半ではマットに邪魔者扱い、とあまりいいところがないんだよね。最後にはマットとフェリシアがキスする場面を見せつけられながら、こりゃ僕のヴィラン人生のオリジンになりそう、とボヤくのが可哀想。
    お話は割と単純なもので、ヒーロー三人の掛け合いを楽しむのに邪魔にならない程度のもの。ホログラムが守っていたトンネルを見つけるあたりの展開はちょっとご都合主義じゃないかな、とも感じた。
    アートは両誌ともに良い感じ。特に、EMMA RIOSのフェリシアは美人でいいなあ、と思った。

    FF by Jonathan Hickman vol.1

    ※今回のタイトルはTPBのものを使っていますが、実際には同タイトルに収録されているFF#1-5の感想となっています。ご注意ください。

    ジョニー・ストームを失ったリードたちは、ジョニーの残したメッセージに従って、新たなFFのメンバーにスパイダーマンを迎えることにする。
    スパイダーマンをメンバーに加えたその初日に、政府施設に捕らえていたウィザードが脱走するというハプニングはあったものの、リードの父ナサニエルを含めたバクスタービルディングに住む一同は揃って夕食を楽しむ。だがリードの娘ヴァレリアは、ドクター・ドゥームを仲間に引き入れようとしていた。
    ヴァレリアの計画は、脳に損傷を負ったドゥームを治療し、その見返りとして協力を得ようというもので、そのために一同はドゥームの故郷であるラトベリアへ向かう。そこでドゥームの留守を預かるクリストフは、その後継者となるべく育てられた人物で、ドゥームの記憶と知識を受け継いでいた。彼の記憶をバックアップとして使うことで、ドゥームの脳の再生は成功する。
    そしてヴァレリアは、ドゥームのみならず、ハイエボリューショナリー、ディアブロ、マッドシンカー、ウィザードといった、FFのライバル達を集め、「リード・リチャーズを倒す方法」を議論させることにする。その目的は、かつてこの世界、アース616のリードも参加していた、並行世界のリード・リチャーズたちの同盟への対抗策を練るためだった。彼らは幾多の世界を支配していたが、その帝国はセレスティアルズの怒りに触れ、滅ぼされていたのだ。
    そして、並行世界のリード達は、アース616を犠牲にして自分たちの世界を取り戻そうと動き始めていた。そのうちの一人はモールマンの協力を得て、旧アトランティスに侵攻する。ヴァレリアやリード達が会議を進める一方で、スーザンはスパイダーマンとアレックス・パワーを連れ旧アトランティスへ向かう。ベンは休暇を取ると言い残し、バクスタービルディングを後にしていたのだ。並行世界のリードのことを知らされていないスーザンは、旧アトランティスで夫の姿を見て驚くが、すぐにそれが自分のリードではないと気づく。しかし三人の奮闘もむなしく、旧アトランティスは敵の手によっていずこかへ転移してしまった。一端ニューヨークへ戻ったスーザンたちは、そこで会議を中断したリードと顔を合わせるのだった。
    その頃、ハイエヴォリューショナリーの建造した都市フォーエバーシティでは、リード達のうちのひとりがニューメンと協力関係を結んでいた。彼はハイエヴォリューショナリーが造った、進化を促進させる装置アセンションエンジンを修理することを約束するが、その目の前にインヒューマンの都市アッティランが姿を現す。
    その中心部には、シャイア帝国の王バルカンと戦い次元の隙間へと姿を消したはずの、インヒューマン王ブラックボルトの姿があった。


    新展開を迎え、タイトルを一新したファンタスティックフォーもといフューチャー・ファウンデーションの始まり。とはいっても、並行世界のリードがセレスティアルズに滅ぼされる経緯は以前に語られているものであり、その上FFの旧来の敵が大挙して登場するといった幕開けなので、ファンタスティックフォーを読むのはこれがはじめてという人には厳しいものになっていると思う。
    まさに僕がそういう一人で、ネットで登場人物の名前を調べながら物語を読み進めることになった。それでも怒濤の展開に次が気になり、どんどん読んでしまうのは、ライターのジョナサン・ヒックマンの腕のなせる技だろうか。
    今回の敵は並行世界のリード、しかも複数ということで、おのずと、じゃあファンタスティックフォーのリード・リチャーズは彼らとどう違うのか? というところがひとつのポイントになると思う。おのれの頭脳だけを信じ、家族や愛する人を持たない他の世界のリード達に対する、ファンタスティックフォーという家族を持つアース616のリードという構図になるだろうことは容易に理解できるので、そこを説得力のある描写で描いて欲しいかな。

    FEAR ITSELF #7.1

    Fear Itself事件後、新キャプテンアメリカことバッキー・バーンズを悼むパーティーの直前。スティーブ・ロジャースは相棒を再び失った悲しみに暮れていた。そこへニック・フューリーが姿を現し、驚くべき真実を告げる。彼はブラックウィドウのアイデアに従い、瀕死のバッキーのライフモデル・デコイを作り、彼が死んだと見せかけたのだという。
    裏切られたと憤り、フューリーに殴りかかるスティーブを制止したのは、ブラックウィドウ、そして当のバッキー本人だった。バッキーは二度も自分を死なせたという思いをスティーブに抱かせるわけにはいかないと、自ら事情を伝えに来たのだった。
    ロシアの収容所を脱出した一件で、彼は逃亡者として追われる立場にあった。そこからバッキーを解放するにはこの方法が必要だったと語るフューリー、そして、自分のいるべき世界は「キャプテンアメリカ」の立つ場所ではないと語るバッキーに、スティーブは、また影の中へ戻るのかと問いかける。バッキーはその問いに、今のところは、と答え、ウィンターソルジャーの記憶からの救いを求めて旅に出るのだった。

    Fear Itself事件のエピローグ第一弾は、キャプテンアメリカ編。キャプテンアメリカ&バッキー誌のモノローグ、そしてナンバリングがリセットされたキャプテンアメリカ誌でその話題が出ないことから想像していた人も多いのではないかと思うけれど、やはりバッキーは生きていた。
    それはファンとして喜ぶべきことなんだけれど、結局影の中に戻るのが自分の生きるべき道だ、というバッキーの結論はちょっと後ろ向きかなあ、と思えてしまった。まあブルベイカーの描いたバッキーキャップはずっと、自分の中のウィンターソルジャーの面を見つめ続けていた部分があるので、納得できないというほどではないかな。
    来年にはウインターソルジャー誌が刊行されるということだけれど、バッキーがウィンターソルジャーとしての自分を乗り越え、自分からスティーブの隣に並び立つ日が来るといいな、と思ったりした。
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