スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    AMAZING SPIDER-MAN #680-681

    WRITER:DAN SLOTT & CHRIS YOST, ARTIST:GUISEPPE CAMUNCOLI

    ピーター・パーカーが勤めるホライゾン・ラボが軌道上に建造した宇宙ステーション、アポジー1。J・ジョナ・ジェイムソンの息子で宇宙飛行士のジョンが、アポジー1から地球のJJJと更新している最中、突然通信が途絶える。その場に居合わせたピーターはFFの装備なら宇宙へ行けると考え、ラボを飛び出す。
    バクスタービルディングへ向かったスパイダーマンだったが、そこにいたのは最近ネガティブゾーンから帰還したジョニー・ストーム一人だった。彼をせかし、FF所有の小型ロケットでアポジー1にたどりついたスパイダーマンだったが、宇宙ステーションの内部は人工重力が切られている上に、乗組員がどこにもいないことに気づく。
    無重力に苦労しながらアポジー1の内部を調べる二人の前に、大量の小型オクトボット――ドクター・オクトパスの作ったロボット――が姿を現す。スパイダーマンのウェブは無重力化ではうまく使えず、ヒューマントーチの炎はアポジー1内の残量のわからない酸素を消費するために使えない。しかしその前にジョンが現われ、パルス銃でオクトボットの機能を麻痺させる。彼に案内されたスパイダーマンとヒューマントーチは、ジョン以外の乗組員がオクトボットに取り付かれてゾンビ化していることを知る。いったん脱出し、アベンジャーズの助けを借りようとする三人だったが、邪魔者が現われたことに気づいた地球のドクター・オクトパスはロケットを破壊し、アポジー1を地球に落下させようとする。スパイダーマンはヒューマントーチの持つリード・リチャーズ特製の携帯電話でホライゾン・ラボと連絡を取り、一時的にアポジー1の空気をなくすことでゾンビ化した乗組員を無力化する。
    磁石の特製を持たせた新作のウェブを使ってゾンビ化した乗組員を残らず捕まえたスパイダーマンは、一番構造が丈夫な試験区画に避難し、ヒューマントーチの熱吸収能力を使って大気圏突入をやり遂げるのだった。

    スパイダーマンと、最近生きていたことが判明したヒューマントーチの共演話。冒頭から自分が「死んでいた」間に撮り貯めたビデオを見ながら踊っているジョニーが楽しい。その後も、自分の死んだ後のために、FFのメンバーにピーターを薦めるビデオを残していたことについて「そんなことはしてない」ととぼけたり、自信満々にリード特製の携帯を取り出したり、マグネットウェブがあれば最初の時点でオクトボットの問題を解決できたことに気づいてピーターと言い争いをしたり、いつもの調子でピーターと漫才を繰り広げるジョニーの姿には安心した。FF本誌ではネガティブゾーンからの帰還後は少しシリアスな面が目立っていたからね。
    とはいえ、死線をくぐり抜けて復活を遂げた彼は、今までとどこか違った面も持っていて、シリアスなモードへの切り替えがちゃんとできたり、ダン・スロットのスパイディのキャッチフレーズである"NO ONE DIES!"(誰も死なせやしない)に対して、人はみんな死ぬもんだと冷静にツッコんだりもしている。
    お話については、ジョニーの持っている携帯があれば宇宙からアベンジャーズ呼べるんじゃないの? といったツッコミどころはあるけれど、ピーターとジョニーの掛け合いで乗り切った感じかな。マグネットウェブを使うのを本気で忘れていたピーターには笑ってしまった。
    スポンサーサイト

    AVENGING SPIDER-MAN #4

    WRITER: ZEB WELLS, ARTIST: GREG LAND
    キャプテン・アメリカの提案がきっかけで、ともにニューヨーク市内をパトロールすることになったホークアイとスパイダーマン。いつものようにサーペント・ソサイエティの工作員を捕らえたスパイダーマンだったが、ホークアイは暇さえあれば矢を射る練習を始めたりといった調子で、パトロールに対して気のない様子だった。
    それをとがめるピーターに、ホークアイは練習こそが自分を他のヒーローと並び立たせているのだと話し、自分は的を外さないのではなく外せない、そんなことになったら自分はアベンジャーズのメンバーからも外されてしまうだろうと語る。
    捜査を進め、悪人サイドワインダーを発見した二人は、自分たちが罠にかけられたことを知るが、工作員に囲まれた状況からスパイダーマンが飛び出し、ホークアイが援護の一撃を放つ。サイドワインダーはスパイダーマンの一撃で倒されるが、スパイダーマンは標的を外れてしまったホークアイの矢を見つめると、それを改めてサイドワインダーの胸に突き立て、追いついたホークアイには矢が命中したかのように振る舞うのだった。

    今回スパイダーマンのパートナーとなるのは、常人でありながら、その弓の腕でアベンジャーズメンバーとなっているホークアイ。今回のお話では彼が普通の人間であるところがクローズアップされ、彼がどんな心情でヒーロー活動に挑んでいるのかが語られる。……のはいいのだけれど、その結末が、ピーターの温情によってクリントのプライドが保たれました、というのはどうなんだろうなと思った。これだと、ホークアイというヒーローは仲間の影ながらの協力でやっとアベンジャーズをやれている、という風にも見えかねない。まあ次号の#5の冒頭の説明のいたずら書き(前回のあらすじをホークアイが自分に都合の良いように書き直してる上に、制作陣を全部自分の名前に書き換えている)を見ると、このお話が一種のジョークだということもなんとなくわかるけどね。

    VENOM #2

    ヴェノムは南極のサベッジランドにあるビブラニウム採掘基地を破壊するよう命令を受けるが、その前にクレイブンが立ちふさがる。
    彼の狩りの標的となったヴェノムはダメージを負い洞窟に隠れる。しかしそこには巨大なコウモリが多数生息しており、追ってきたクレイブンの声に反応したコウモリ達の放つ超音波によって、ヴェノムのエイリアン共生体はフラッシュの身体から分離して逃げ出してしまう。残りたった一発の拳銃だけを手に、クレイブンと対峙するフラッシュだったが、コウモリが彼らの身体をつかんで飛び去るというハプニングにより、九死に一生を得る。愛するベティのもとに帰りたい、全てを告白して楽になりたいと願うフラッシュだったが、戻ってきたエイリアン共生体と合体することにより、ヴェノムとしての任務を改めて思い出すのだった。

    スパイダーマンの仇敵のひとり、クレイブンを相手に迎えた#2は、ヴェノムのヒーローとしては未熟な部分を露呈するお話。コウモリの超音波で危機に陥るというのはおもしろいけど、そこからの脱出が運任せで、フラッシュは何もしていないところが不満かな。
    今回エイリアン共生体が分離してしまったことで、黒幕に正体を知られてしまったヴェノムだけど、ガールフレンドのベティがこの件に巻き込まれそうで不安。そういうところでスパイダーマンの定番の展開になるのはちょっとね。

    AVENGING SPIDER-MAN #2-3

    地底世界の新たな王ラクターとその一族によって拉致されたジェイムソン市長は、言葉もわからないままにラクターに喧嘩を売り、その結果地上の王としてラクターと一対一の決闘をすることに。
    一方のスパイダーマンとレッドハルクは、モーロイドの集落へ連れてこられていた。モールマンを救う手だてとして、ラクターの元へ送り込まれた二人は、ジェイムソンの配下と認められ、レッドハルクはジェイムソンの代理としてラクターに立ち向かう。しかしその巨体からは想像できない俊敏な動きに、レッドハルクは倒され、その胸に剣を突き立てられてしまうのだった。
    スパイダーマンはジェイムソンを連れていったん脱出したものの、途中で彼を逃がし、自分は地底にとどまろうとする。一度逃げてアベンジャーズを連れてくるべきだと主張するジェイムソンに、仲間を見捨てて行けないと答えたスパイダーマンは、自分たちを追ってきたラクターに戦いを挑むが、そのパワーに圧倒され、追い詰められてしまう。隙を突いて、なんとかラクターのベルトを破壊すると、下半身を露出してしまったラクターは仲間から攻撃されはじめる。モールマンの解説で、ラクターが戦いの場で恥をかいたこと、そのことで自分が勝者となったことを知らされたスパイダーマンは、これ以上ラクターの一族がモーロイドを苦しめないよう命令を下す。死んだと思われていたレッドハルクも復活し、スパイダーマンは復讐に燃えるレッドハルクをなだめつつ地上に戻るのだった。

    わかりやすい展開と優れたアートで読ませる、スパイダーマンの新シリーズ最初のストーリー完結編。アベンジャーズで一、二を争うパワーファイターのレッドハルクが倒され、圧倒的に不利と思われる戦いに、それでも持ち前の正義感と明るさを失わずに挑んでいくスパイダーマンという、チームアップとしては王道な展開。レッドハルクが結局役に立ってないというのはどうかなと思ったけれど、まあスパイダーマンの名前を掲げているタイトルでもあるので仕方のないところかな。

    VENOM #1

    東ヨーロッパ、ロスベキスタン。ブライトという独裁者により虐殺が繰り返されるこの国に、スターク工業の技術を採用した国連の特殊部隊が送り込まれる。アイアンマンの技術を利用したスーツに身を包んだ彼らは、しかし特殊金属ヴィブラニウムを用いた砲弾により壊滅してしまう。
    フラッシュ・トンプソンはヴェノムとして、この兵器を開発したエクメシック博士を捕らえるために地獄のような戦場へと赴く。ヴィブラニウム製の戦車に乗った博士を引きずり出して捕らえたヴェノムだったが、同じくエクメシックの確保を狙う兵器密輸業者の手によって送り込まれたヴィラン、ジャック・オ・ランタンと戦うことになってしまう。ヴェノムは怒りによってエイリアン寄生体が暴走しかけた状態でジャック・オ・ランタンを叩きのめすが、戦いに巻き込まれた親子を助ける一瞬の隙にエクメシック博士を奪取されてしまう。このまま生かして逃してはエクメシックがさらに戦火を広げてしまう。そう悟ったヴェノムは、生きて捕らえよとの命令に反してエクメシックを殺害する。
    任務を果たせずに母国へ戻ったフラッシュを待っていたのは、命令違反に対する失跡と恋人のつれない態度だった……


    フラッシュ・トンプソンを新たなヴェノムとして迎えてのオンゴーイングタイトル。
    フラッシュはスパイダーマンことピーター・パーカーの高校の友人で、元はジャイアンとのび太のような関係であり、それが長じて親友とも言える間柄になっていた。
    しかしイラク戦争に従軍したことで、両足を失う大けがを負ったフラッシュは、その愛国心を買われてエイリアン共生体の軍事利用に関する生体実験の被験者となる。
    ヴェノムとなることで再び両足を得たフラッシュだったが、エイリアン共生体を制御下に置くことができるのは48時間の間であり、しかもその間ですら感情の起伏が起因して、エイリアン共生体に身体を支配される可能性がある上、不測の事態の際には上官によって自分の命もろともエイリアン共生体を処分されるという境遇におかれることになった、というのがこれまでのお話。
    このシリアスな設定を踏まえて、今回のシリーズではハードなヒーローが描かれる。人殺しのできるヒーローといえばパニッシャーが思い浮かぶけれど、フラッシュの場合は愛国心、というよりはスーパーマン的な素朴な正義感がそれを支えているところがおもしろい。目の前で死の危険にさらされている親子を見捨てられず、命令に反抗するといった正義感の強さと、自らの手を汚すことになる結果が皮肉だよね。エイリアン共生体との身体の支配権の争いでは、人称と字体でどっちが優勢かがわかるようになっているのだけれど、エクメシック博士を殺すところでははっきり"MINE"という表現が使われているところが印象的だ。
    これからこのタイトルがどう転ぶのかはわからないけれど、既存のヒーローではやりにくい展開にあえて挑戦する姿勢は保ち続けて欲しいな。
    プロフィール

    Triassic

    Author:Triassic
    アメコミのレビュー・感想を載せていくブログ
    ネタバレ注意

    リンクフリー

    カレンダー
    03 | 2017/04 | 05
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 - - - - - -
    最新記事
    カテゴリ
    FC2カウンター
    検索フォーム
    リンク
    QRコード
    QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。